団塊の世代の大量退職

“Hatena・Diary・Keyword”をひも解いてみた。
団塊の世代」とは・・・第二次大戦後、数年間のベビーブームに生まれた世代の事で
堺屋太一氏が命名し、「昭和22年から26年頃までに生れた人々」と云う定義を
したそうだ。 彼のその著書団塊の世代によると・・・・
日本民族終戦直後の1947年から1949年にかけて、空前絶後の大増殖を行った。
 この3年間に生まれた日本人は、その直前より20%、直後より26%も多い
』のだ
そうだ。 すなわちこの3年間で日本の人口が2割〜3割弱増えた事になるのだ。
この定義が拡張されて、1943年〜1953年生まれの世代を次のように分類する事も
あるらしい。
  ●プレ団塊・・・・・・・・1943年(昭和18年)〜1946年(昭和21年)生まれ
  ●団   塊・・・・・・・・1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)生まれ
  ●ポスト団塊・・・・・・1950年(昭和25年)〜1953年(昭和28年)生まれ
そうするとジィジは、団塊の世代の真っ只中の 目 に存在する事となる。
そのジィジたち団塊の世代が、いよいよ来年度から定年退職を迎え始める。


『SAFETY JAPAN』のH・P( http://www.nikkeibp.jp/sj/report/59/
日経BP主要各誌が占う2006年の展望(3)/談:日経マスターズ編集長・菅原雅信氏

【2007年、団塊の世代の大量退職で何が起きるのか】というリポートによると、
経済的観点から見ると、大量退職によって莫大な退職金が投じられる市場が
生まれるのではないかと云った見方があるらしい・・が・・・・しかし、
団塊の学歴構成の大部分は高卒・中卒が多く、育ってきたバックグラウンドでの
価値観はそれぞればらばらで、なかなか一まとめにはくくりにくい世代だそうだ。
共通項でくくれそうでくくれないのが、団塊世代の特徴らしい。
すなわち意外と冷静沈着な人種で 流行 等に対しても、そう簡単には単純に
一斉に飛び付かないと云う事らしい。 要は 我が強い  と云う事か?
定年退職を迎える団塊市場を占う鍵は「三つのF」だそうだ。
  ・一つ目は 「Fun(自分の趣味・楽しみの為)」
  ・二つ目は 「Famiy(夫婦2人の旅行など)」
  ・三つ目は 「Future(これから先に備える、貯蓄、学びなど)」


兎にも角にも日本の人口の2割程度の世代が、それなりの金(退職金)を
抱えて仕事から解放されるのだ。


新たな社会的・経済的なインパクトが生まれてもおかしくないのかも・・!