感動・感動・感動!!

今日、12時10分にスタートした「第27回大阪国際女子マラソン
北京オリンピック・女子マラソン代表選手の選考会を兼ねている大会だ。
直前の話題は、マラソン初挑戦となるトラックの女王福士加代子のレース走行。
大方の予想通り、スタートと同時に飛び出した福士加代子選手の軽快な走りに、
応援している数多くのマラソンファンは、釘付けだった事だろう。
見ている誰もが30km位迄は彼女の圧倒的勝利を信じて疑わなかっただろう。
その福士選手が34km手前でピタッと軽快な走りだった“足”が止まった。
見る見るうちに500m位あった後続の2位グループとの差が縮まってしまった。
そして35km手前、アッと云う間に2位グループから飛び出し追走して来た
マーラ・ヤマウチ”選手に、並ぶ事無く一気に抜かれてしまった。

やはりマラソンと云う競技は“甘くない”。1ヶ月足らずの調整ではキツイ。
その事を一番感じていたのは、おそらく彼女だったのだろう。
後続に抜かれても・抜かれても、でも彼女は決して諦めなかった。
監督の「止めてもいいぞ」と云う声に、最後まで走りぬく事を彼女は選択した。
その“直向きな姿”に感動したのはジィジだけではなかっただろう。
  順位なんて、関係無い!! 
  タイムなんて、関係無い!!

  ゴールを目指せ! テープを目指せ!

つまずいて転んでも構わない。何も恥じる事などない。ゴールする事が肝心だ。
   
トラックに戻って来た時には、もう殆んど足の自由は利かなかったのだろう。
でも決して悲壮では無く、笑顔で走り抜いた。ジィジは涙が溢れそうになつた。
そんな福士加代子選手に・・・・


  感動・感動・感動!!


たくさんの感動をありがとう。
そこには“真のスポーツウーマン”の爽やかさがあつた。