一病息災
ひと昔前までは『無病息災』と よく云われていました
ご存知の通り
無病息災とは「病気をせず 何事も無く元気で達者な事」ですが・・・
何か 今の時代は少々違うような気がしています
何故なら・・・・・・
病気の一つも無いと 妙に不安に苛まれるからです
特に還暦を過ぎた今 自由気儘に使い古した身体にガタの無い筈が無く
病の一つくらいは 身体の何処かに備わっているのが普通でしょう
すなわち 一つくらいの病を持っていないと半人前なのです
一つの病を携えているから 他の病に対して敏感になれるのです
一つの病を抱えているからこそ 生きる事に慎重になれるのでは
『病は気から・・・・』などと 古の先人たちは云いましたが
違うと思うんです!
『病は慢心から・・・・』の方が 正しくないですか?
だから 『一病息災』 が絶対に正解の様な気がしています