今だから話せる情けない話

 その壱 『浴槽に落ちた』
  5月1日の午後の事じゃった。ジィジは愛孫の“たっくん”が来たら一度は
  一緒に風呂に入りたいとの熱い思いで風呂の大掃除を頑張っておったのじゃぁ。
  床⇒壁⇒浴槽⇒風呂のアイテム(風呂用具)と順に磨き上げて・・最後の天井に
  取りかかった・・いつもと同じ様に浴槽の縁(ヘリ)に足を掛けて天井を掃除
  しておつた。もう少しで完了じゃぁ〜・・と・・思った瞬間に・・足が・・滑った!!


  滑って浴槽へ一直線に宙を舞って飛び落ちた!!ズドォーォン@@ガドゥゥ−ン! 
  あ痛てぃテテテテテテテテテテ!!! あ痛てぃッッッッッッッッッッ!!!  
  尾骨を・頭を・両肘を・腰を・・・・要するに全身を浴槽で打ったァァァァ!!
  目から火花が飛び散った!余りの痛さで浴槽に嵌まって身動きが出来ない・・・・

  “藁をも掴む気持ちだったのか”気がつけば風呂の物干し竿(棒?)はVの字に
  哀れにも曲がって外れておった。。。。なんせジィジは85kgの体重だでのぉ・・・・
  お陰でジィジは尾骨を強く打ったのか?・・・・座っておれなくなってしもうた。


  次の日ジィジは仕事に行ったのじゃが椅子に座ってはおれず・・午後から病院へ。
  義理の妹(バァバの妹)が婦長さんをしている病院で検査をしてもろうた。
  10数枚も全身隈なくレントゲン写真を撮られて先生の診察。義妹も同席し・・・・
  診察結果は骨には異常なし(^^) 尾骨他の〝打撲〟らしく薬を貰って帰宅。
  今日になってもまだ尻は痛くて(>_<・)長く座ってはおれん。。。。全く辛いワ。。。
  “たっくん”と一緒に風呂に入る筈の目論見はもろくも徒労に終わった。クゥッ!


 其の弐 『ホンマモンのジジィになった』
  実はジィジは今年の2月初めに“入れ歯常習者”の仲間入りとなってしもうた。
  ジィジは子供の頃から甘い物には目が無くて歯は“ムシ歯の宝庫”となっておった。
  僅かに残っておった治療済の歯も とうとう駄目になり・・・・治療中じゃった。
  遂に上の歯は皆無となりおって⇒入れ歯を装着する破目と相成ってしもうた。
  歯医者の先生にはインプラント(?)とか云う歯根を歯茎に埋め込む治療法を
  勧められたのだが・・・・高い・・・・まっこと高い・・・・余りにも高すぎるのじゃぁョ。
   ジィジの場合理想は24本(600万円)で最低でも12本(300万円)         

             だそうじゃ。6割強の治療費が前納だそうじゃぁョ。
           そんな大金がこのジィジに有る訳がないじゃろうが・・(@_@)
           確かに取り外しをする必要が無くて非常に便利じゃがのぉ〜。

  “身から出た錆”じゃぁョ・・・・ジィジは分相応の普通の入れ歯にしたんじゃぁョ。
   それでじゃぁーーー。毎日・・歯を磨く時に入れ歯を外した顔を見るとーーーー
    アリャリャリャリャ「ジジィじゃぁ〜〜!!ジジィじゃぁ〜〜!!」
    フゥンガ・フゥンガの顔はまっこと 「ジジィじゃぁぁ〜ジジィじゃぁぁ〜」
    この歳になって初めて気づいた!≪歯はまっこと大切じゃぁーーー≫