感動・感動大満足のコンサート

  この女(ひと)は誰だか判りますか?
  
  この女(ひと)は古謝美佐子さんと云う沖縄の民謡歌手の方です。
  抱っこされて一緒に写っているのは初孫“脩也”君のようです(かな?)
  古謝(こじゃ)美佐子さんはあの『童神(わらびがみ)』と云う曲の作詞者&歌手。
  初孫が誕生したその時に・・・・その子に寄せる祖母としての熱い思いを詞にして 
  その詞に旦那さんの佐原一哉さんが曲を付けて『童神』が生まれたそうです。
   何度聴いてもまっこと感動する良い曲ですョ。 “ジィジは大好きです”


     天(てぃん)からの恵み   受きてぃ此(く)ぬ世界(しけ)に
     生まりたる産子(なしぐわ)   我身(わみ)ぬむいて育てぃ ♪
     イラヨーヘイ  イラヨーホイ  イラヨーイ  愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
     泣くなよーや  ヘイヨー  ヘイヨー   太陽(ていだ)ぬ光受きてぃ
     ゆういりヨーや  ヘイヨー  ヘイヨー   勝(まさ)さあてぃ給(たぼ)り


        夏(なち)ぬ節(しち)来りば   涼風(しだかじ)ゆ送(うく)てぃ
        冬ぬ節(しち)来りば   懐(ふちゅくる)るに抱ちょてぃ ♪
        イラヨーヘイ  イラヨーホイ  イラヨー   愛し思産子
        泣くなヨーや  ヘイヨー  ヘイヨー   月ぬ光受きてぃ
        ゆういりヨーや  ヘイヨー  ヘイヨー   大人(うふっちゅ)なてぃ給り


     雨風(あみかじ)ぬ吹ちん   渡る此ぬ浮世(うちゅ)
     風(かじ)かたかなとてぃ   産子花咲かさ ♪
     イラヨーヘイ  イラヨーホイ  イラヨー   愛し思産子
     泣くなよーや  ヘイヨー  ヘイヨー   天(てぃん)ぬ光受きてぃ
     ゆういりヨーや  ヘイヨー  ヘイヨー   高人(たかっちゅ)なてぃ給り
    


     〔訳詞〕 天の恵み  受けてこの地球に
            生まれたる我が子  私こそがお守りして育てる
            愛し私の子  泣くんじゃないよ
            お天道さんの光受けて  どうか良い子に
            どうか何事もなく育ってね ♪


                夏が来れば  涼風を送り
                冬が来れば  懐に抱く
                愛しい我が子  泣くんじゃないよ
                お月さんの光受けて  どうか良い子に
                大人になってね ♪


            雨風の吹く  渡るこの世間
            身を盾にして守るから  花を咲かせてね
            愛しい我が子  泣くんじゃないよ
            天の光受けて  どうか良い子に
            どうか立派な人になってね ♪


    何と云う“母親の我が子に寄せる心優しい想い”が表現された詞だろう!
     感動以外の何物でもない。。。。 まっこと、まっこと感動である!!


    『沖縄では物心つくまでの幼児は、純白で何物にも汚されていない、神の魂に近い
     心を持つ・・・・という事から“童神”と呼ばれているそうじゃぁ』