考えさせられた『子の未来を奪う薬』

 日曜日(・・と云うか月曜日?)の午前0時25分からNNN系列(北海道ではSTV
 深夜のTV番組「ドキュメント‘06」を観ていて、とても考えさせられた。
 テーマは 『投毒』 『子の未来を奪う薬』 
 観た人も多いと思われるが・・・・【テオフィリン】と云う薬の副作用の悲惨な現実の映像。
 風邪などで発熱している小児に投飲させると・・極めて希ではあるけれど痙攣を
 引き起こし、それが数時間継続すると・・脳障害に至るそうだ。

     すなわち“薬害”である。
 脳に障害を患った小児は、まるで植物人間の様に反応が無くなったり、
 脳の発育が停止しするため、言語やそれまでの記憶を失ってしまうそうだ。


  いたいけな3歳や4歳の子供に何の罪があるのだろう!!
  小児の身体(命)を助けるための薬の筈なのに・・・・・・

  『子の未来を奪う権利』があるのか? ある訳が無い!!


 番組の中で或る医師が話していたが・・・・現時点では小児に使える薬品の種類が
 極めて少ないそうだ。又、その薬の投与で助かっている小児も多いと云う。
 確かに少ないかも知れない。確かに救われているかも知れない。が・・・・然しだ。
 全ての大人達は子供達の未来に、大きな責任と義務がある筈だ。
 1錠の・・1服の薬が、我が子・我が孫の『未来』を奪うかも知れないと感じた時
 愛しい「我が子」や「我が孫」に降り掛かるかも知れない薬害があるとしたら


   私達は果たして“無関心”でいられるだろうか?