「駒苫」の粘りに感動

  今年も例年のごとく夏の高校野球で、甲子園はまさに熱闘を展開中!!
  その暑さを吹き飛ばす熱闘も明日で最後の試合(決勝戦)を迎える。
  道民として二度ならずとも三度も粘りの全員野球で感動を与えてくれる
  駒苫駒大苫小牧)』の快進撃は元気の無い北海道に『渇』を入れてくれる。
  もう3連覇は目の前だ! 勝ち負けは時の運だ。
  明日は力一杯、最後の粘りを見せてほしい・・と祈っている。結果は二の次だ。
  
  初戦(2回戦)南陽工(山口)を5対3で撃破  ※公式戦46連勝
  主戦・田中君・・14K奪うも苦しい戦いだった。
  
  この試合(3回戦)こそ『駒苫』の底力を発揮! 脅威の大逆転勝利!
  対戦相手は青森山田(青森)。今大会では打撃が好調だ。
  4回まで前半の失点が重く圧し掛かり、6点のビハインド。
  そこからが圧巻・・昨年の鳴門工戦を彷彿させる脅威の粘りを見せる。
  8回裏にはとうとう同点に追いついた。しかし9回表に1点を失う。
  応援する道民誰もが若しかしたら・・と諦めかけた9回裏の攻撃はまさに
  〝ミラクル〟としか云いようがない。2アウトからのサヨナラ勝ち!!
  9回裏の攻撃には余裕さえ見え、打席に立つ三谷君の笑顔には驚愕した。
  劣勢の中どこからあのような〝力〟が湧き出て来るものなのか? 
 夏の甲子園2連覇の王者はそう簡単には死なない!〟
  10対9の僅差逆転。ジィジは震えた。 これで ※公式戦47連勝
    
  
  準々決勝戦東洋大姫路(兵庫)戦も 前半4回まで4点のビハインド。
  しかし6回裏のワンチャンスを見事にものにして 、またもや大逆転。
  何と云う粘り強さだろう?6回裏に同点に追いつき、7回裏またもや
  三谷君の勝ち越し内野安打。この時も彼は笑顔だった。何と凄い奴だ!
  強豪相手に全く物怖じせず、5対4のこれも逆転勝ち。
  これで4強だ。73年振り3連覇の背中が、少しだけ見えてきた。
  遂に ※公式戦48連勝
  
  準決勝戦の古豪・智弁和歌山(和歌山)戦は拮抗した打撃戦で中盤へ。
  1点リードの5回裏、敵失に乗じて2点を奪い突き放す。決勝戦へ進出。
  2度の失策を打撃で挽回した山口君、君の集中力もけた外れだ。
  7対4、とうとう ※公式戦49連勝  区切りの50連勝は目前だ。
  ついに3連覇へ王手を掛けた。決勝戦の相手は早稲田実業西東京
  かってはあの「王貞治」や「荒木大輔」を輩出した名門中の名門だ。


  勝負は時の運とは云え『駒苫』のナインには悔いの無い戦いを・・と祈る。
  今日まで君達が見せてくれたあの粘りと笑顔でまた


  “感動を届けてほしい!” 頑張れ『駒苫!』