真価はこれから・・・・

北海道はまだ「日本ハムファイターズ日本一」そして「新庄劇場」の余韻から
抜け切っていない。
今年、日ハム軍団がこれだけ北海道の地で大フィーバーし勝利した要因はと・・・・
色々考えて見ると。
確かに3年前この北海道に根付いて地道に築いてきた球団運営も評価出来る・・
が・・  別にある!!
他の11球団(※特に巨人軍)のフロント&選手達が忘れて蔑ろにしている
プロ球団運営の基本姿勢にある。
新庄を中心として主役はファンと・・云う事を球団全員で実践したからに
他ならない。
『楽しくなければ・・強くなければ・・ファンを大切にしてくれなければ・・』
    
プロではない!!
球団に・・選手達に・・その姿勢が感じられなければ、人は寄って来ないものだ。
日本一になる為には、三位一体どれ一つ欠けても駄目だったのかも知れない。
勢いがある時には何をやっても上手く行くものだ。
その勢いに結果が付いて来るものだ。
ファンを大切にしてくれる自分達のチーム!!・・・・と云うファン一人一人の熱い気持ちが
球団・監督、強いては選手達を持ち上げ実力以上?の力と勇気を与えた結果なのだろう。
  その事は、あれだけ鳴り物入りで騒いで立ち上げたサッカーチームの
  現状を見れば一目瞭然だ。
  サッカー自体は決して楽しくないスポーツでは無いだろう・・が、
  盛り上がらないのは何故か?
  それはサッカー先進国と異なって、経営陣も、観客動員数も、施設も・・・・
  劣っているからだ。
  北海道においてはプロ野球と比較してまだまだメジャーではなく
  マイナーなスポーツなのだろう。
  何のスポーツにおいてもプロチームを経営すると云うのは色々な面で
  『金』が掛かるものだ。
  当然ながら儲けを度外視しては成り立たないものだ。
  そのことが一番重要な  となる。
  只、夢だけでは持つべきでは無い!!結果は目に見えている。
  ファンのバックアップにも限度がある。


    日ハムファイターズよ! そして北海道のファン達よ!
    いつまでも浮かれていてはいけない!


 王者と成った今、チームとして・・ファンとしての
   真価が問われるのはこれからだ!!!
 特に勝てなくなったその時に・・・・本当のファンとしての
   真価が問われる。