他人事では・・・・

先日のD新聞の“生活”欄の「フレディ松川のボケないための生活術」の話。
タイトルは【下のお世話】。高齢にまっしぐらのジィジとしては関心事・・大である!
よく云われる事だが、ボケた人の介護で一番大変なのは『下のお世話』であり
介護も育児も、おむつを替えたり、お尻を洗ったり・・と、する事は一緒なのに
介護はなぜ育児と違って「むなしさ」を感じるのか?・・・・と。
その大きな違いは『見返り』と『試練』の差にあるらしい。
すなわち、育児には成長を目の当たりにすると云う「素晴らしい見返り」があり
介護には“いつまで続くのだろう”と云う「試練にも似た辛さ」があるからだそうだ。
この問題について、あるアメリカの牧師がこう答えたそうだ。


 『介護する人は、人の死と向き合っている。
  人の死を見つめる人は、神に一番近いところにいる。
  だから、われわれはその人を尊敬しなければならない。
  どんな人も、介護をしている人に深々と頭を下げなければならない
・・と。


要するに
ボケた人の「下のお世話」を出来る人は、神に近い行為をしてくれている
人なのだから、私達みんながその人を尊敬するようになった時、
きっと介護から「むなしさ」が薄れていくのだと・・・・
結んであった。


  まっこと・・他人事ではないような気がする。。。。