『無事、退職しました』

平成20年3月31日、月曜日。
遂に 『現役最後の日(退職)』 を迎えました。
珍しく朝7時過ぎには目が覚めてしまう。 いつもより15分ばかり早い起床でした。
やはり緊張しているのかと思ったが、全く違っていました。
緊張とは異なり“毎朝の慌しい時間から解放される喜び”からだったのでしょう。


濃いグレー(チェック)のダブルの背広に、お気に入りの黒いベルサーチのネクタイ。
午前8時40分過ぎ、バァバに見送られて晴れやかな気持ちで自宅を出ました。
退職辞令交付は10時30分。
途中で一緒に早期退職する友人を迎えに行き、会場には1時間も前に着いてしまった。
最後ぐらいは余裕を持とう・・・・と、思ったのですが、少々早すぎたようです。
11時10分過ぎ、無事に退職辞令と感謝状を拝受。


  今日で・・・・  退職しました 


昭和42年に就職してから丸41年間の「9時〜17時」生活の終了です。
全く以って“未練”“寂しさ”など、微塵もこの頭の中には湧いてきません。
左程、大した業績や他人に誇れる実績などが有る訳でもなく、
これと云って自慢の出来る生き方をして来た訳でもありません。
41年間、こんな我儘な性格のジィジが大過なく勤め上げる事が出来たのも
只々、家族や同僚や先輩達等々のお陰だったのだと思っています。


   感謝 ・ 感謝 ・ 感謝 です! 


いくら頑張っても、いくら力んでも、人間一人の力ではどうにもなりません。
好き嫌いが激しいジィジですので、それなりに敵もありました。
自分の力を認めてくれない事に対して、忸怩たる思いをした事も多々ありましたが・・
でも、こんなジィジでも頼ってくれたり、心を許せる沢山の友人達にも巡り合え、
今では自分を理解してくれる“掛け替えの無い財産”となりました。
そんな信頼出来る人と人との繋がりを、これからも大切にしたいと思っています。


退職辞令を拝受した後、今までお世話になった課で退職挨拶をさせていただき、
花束と拍手で送られて、現役としての最後の仕事が滞りなく終了しました。
今は、41年間自分なりにやり遂げた満足感と、
これでやっと定時刻と云う時間の束縛から「解放」される嬉しさでいっぱいです。
明日からは自分で自由に時間を操る事が出来る喜びが、体の隅々まで充満しています。


在り来たりですが 『 第二の人生 』 を精一杯に謳歌する事に専念します!

●今日の退職に際して、同僚や友人の皆さん達から頂いた花束や記念品です。
 お世話になった課(親睦会)の皆さん、元上司のKさん、後輩のM君、
 退職後もジィジを頼りにしてくれた先輩のTさん、本当にありがとう御座います。
 更に・・退職したジィジに慰労のメールを送ってくれた、メル友のYピーさん、
 ドコモ店長のNさん、釧路蝦夷太鼓のMちゃん、本当にありがとう御座います。
 又、ブログに慰労の言葉を寄せていただいた、omiko・san、横パパsan、たまひよsan、
 更紗san、みっちょんsan、ぶんぶんsan、台所のキフジンsan、短パン大好きっ子chan、
 そして遠い遠いロンドンのロンドナーsan、本当にありがとう御座います。
 最後に・・「いつもいつも叱咤激励」しながらこんなジィジを支えてくれたバァバ、
 「長い間、お疲れ様でした」と仕事帰りの夜中に電話をくれた息子のちけぞう、
 「41年間、ご苦労様でした」とメールをくれた嫁のヤスママと娘のカナイ。
 

 この優しさと思いやりに・・・・改めて、感謝・感謝・感謝のジィジです。