シロフクロウに見習うカカア天下の薦め
10日程前のとある新聞誌上に次のような記事が掲載されていた。
「フクロウの仲間は、外観からではオスとメスの区別がつかない。
シマフクロウもコミミズクもコノハズクもエゾフクロウもそうだ。
ただ一種類の例外がシロフクロウで 姿形がはっきりと違う。
旭川の旭山動物園にとても仲の良いシロフクロウの夫婦がいて
一見してカカア天下とすぐ判る。
何故ならメスはオスよりひとまわり以上大きいし
体の横ジマ模様も決まっている。
(※ちなみにオスは歳をとるにつれて横ジマ模様が消え真っ白になる)
初夏六月の繁殖期。父フクロウはかいがいしく働き、メスの抱卵、
子育ての時にはせっせと餌を運んで、一生懸命〝育児〟に参加する。
しかし、母フクロウは父フクロウにありがとうの一言も言わずに、
実に堂々としているそうだ。見るからにカカア天下の典型だ。」