「花子」大往生

 ちょっと古い(?)話題だが、札幌円山動物園一番の人気者の
 アジア象の「花子」が先月の28日、静かに息を引き取った。
 60歳(人間で云うと優に100歳を越している)の大往生だった。
 円山動物園が開園した翌年の1953年から半世紀に亘り同園で飼育され
 体高2.7m、体重4トンで、日本国内では2番目の長寿だったらしい。
 これまで北海道内には3頭の象がいたのだが・・・・これで2頭になった。
 残る2頭は『帯広動物園』と『釧路動物園』で1頭づつ過ごしている。
 偶然なのか残る2頭共、名前は ナナ と云うらしいが・・・・。
 ジィジの小さい頃、象と云えば「動物園」か「サーカス」でしか
 観る事が出来なくて、動物の神様(王様かな?)のような存在だった。
 一度位はあの大きな背中に跨ってみたいナァ〜などと思ったものだ。
 ジィジも中学校の修学旅行の時に、多分ナナに会っていた筈だと思うが・・


  半世紀もの長い間、道民をたくさん楽しませてくれた「花子」
  道民の一人として哀悼と感謝の意を表し “ 合掌 ”