昨日の作業

18日に、地元麻雀仲間のTokiちゃんから“行者にんにく(アイヌネギ)”を山ほど貰った。
ジィジ家は毎年この時期になると数回程、山菜採り名人(Tokiちゃん)の“おこぼれ”
に与るのが慣例と成っている。 ジィジ家春先の嬉しい楽しみの一つでもある。


  行者にんにくはジィジの大好物!!
  これを食べると多少の疲れなどは、直ぐに吹っ飛んでしまう程の“妙薬”
  だが結構(非常にと云った方が適切かも・・)臭いのが“玉に瑕”。
  だから退職前には土曜日にしか、バァバから食べさせて貰えなかったのだが、
  これからはいつでも大手を振って食べられる(笑)


この名人、麻雀はまっこと下手(大体が支払方担当^^)なのだが、なかなかの怪物であり、
実にユニークなキャラクターの持ち主でもあるのだ。
彼は当年とって満73歳にも成るのに、どんぶり飯(ご飯にイクラ筋子をのせて・・)は食うは、
家の中でも帽子(彼のトレードマーク)を被ってはいるは、麻雀でも“平気の平左”で徹夜もするは
・・と、云う特異体質(@@)の持ち主なのだ。
挙句の果てに麻雀で振り込みでもすると「異常に臭いガス(屁)」を大爆発させる(笑)
しかし「山菜採り」では、全く他の追従を許さない程の大名人なのである。

この“行者にんにく”はとても貴重な山菜で、出始めの3月中頃には10本で300円もしていた。
当時、これだけの量だと、おそらくは1万円は下らないだろう。
“行者にんにく”の始末は毎年ジィジの定番の仕事となっている。
早速、昨日5時間ほど掛けてその作業を実施した。 久し振りの作業で、今朝は少々腰が痛い(笑)
■ここで我が家の「行者にんにくのクッキング&下拵え」のレシピをご紹介。
【1】先ずはある程度汚れを取り葉茎を揃える  【2】大きめのボールに綺麗に立てて入れる

【3】ボールの右下から茎が浸かるまで熱湯を注入する(※熱湯に浸すと茎部分が簡単に剥ける)
                  【4】茎の周りの不要物を取り除き、葉を1枚々隅々まで丁寧に洗う

【5】水道水で不要物が無くなるまで何度も濯ぐ【6】一掴み程に束ねて糸で結びサッと茹でる

【7】茹でた後、水に浸けて冷やし軽く絞って小分けにしてラップで包み冷凍庫で保存する
                 (※これで食べたい時、いつでも新鮮に食べる事が出来る・・嬉)
【8】1/3程は生のまま醤油漬け。縦長のタッパーにラップを敷き全体が浸かるように並べる

【9】全体に満遍なく麺つゆを入れて完了、後は半年くらい待つと美味しいのが出来る
           (※普通は醤油とみりん等で漬けるのだが、我が家は麺つゆだけで漬ける)
【10】去年漬けた一年物の“行者にんにく”(※3本もあれば軽くご飯一膳はいける・・笑)

【5】【6】以外の作業は全てジィジの担当だ。
最初はサンデッキで作業していたのだが、風が強くなってきたので広縁に避難。
茎のぬめり&ヘタ取り作業の終える頃には“臭いのなんのって(笑)”
身体(特に両手)も広縁も家の中全体に“行者さん”の強烈な匂いが拡散して、とにかく臭い!
  バァバに「もう、嫌だッ!」と、すっかり呆れられた(爆)
蕗(ふき)、蕗の薹(とう)、蕨(わらび)、薇(ぜんまい)、こごみ、芹(せり)、山独活(やまうど)
そして行者にんにくetc・・と、北海道の山菜は種類も豊富でいろいろとあるが・・・・。
ジィジは山菜なら何でも大好きだが、特に“行者にんにく”には目がない。
  「お浸し」も「麺つゆ漬け」も、どちらも超・美味い!!


     今日は 『 第68回・皐月賞 G1 』
  朝食に5本ほど食べたので、今日は競馬の的中を期して頑張りますか(^^)