ジィジの珍道中ロンドン記〔9〕

【10月7日】 ビートルズ・ウォーキングツアー アフタヌーンティ
ビートルズ・ウォーキングツアー
ロンドンに来てこの日で5日目。
いよいよジィジが待ち望んだ ビートルズ・ウォーキングツアー の当日ですョ(^0^)
偉大な “THE BEATLES” がロンドン市内に記し残した、その足跡を巡るツアーです。
  “この日を45年間待ちました” それがいよいよ今日なのですョ!
  嬉しいッス! 嬉しいッス! 超・嬉しいッス!!
tubeST.John’s Wood STATION にAM10時チョイ前に到着。
改札を出ると左側に ビートルズ・グッズのショップ Beatles Cafe´ Shop ) が。
早速 ビートルズの4人 が我々8人を出迎えてくれました(^^)

店内はとても狭く、Coffeeも販売しているので、4〜5人の客が入るともう満杯状態です。
それでも待ち合わせの時間まで、あれこれとグッズを物色して数点の小物をGET!!

間もなく、今日のツアーガイドをしてくれるロンドナーsanの友人が到着した。
いつもは他のツアー客も一緒だそうなのだが、運良くこの日はジィジ達だけのツアーだった。
ジィジ達の目の前に現れたガイドさんは、白いジャケットに青いジーンズ姿の小柄な女性。
目の前のガイドさんの顔を見たその瞬間・・・・の、ジィジの自問自答。
「あれっ? どこかで見た事がある。。。。」
「まさか・・・・見た事などある訳無いだろうが。。。。」
「だけど・・・・やっぱり見た事があるなぁ〜。。。。」
「アッ、そうだ。 ゆきネェに似ているんだぁ〜。。。。」
そうなんです。 彼女はとてもタレントの兵藤ゆきに似ているんです。
そんな彼女 (こずえsan) の紹介は最後にする事にしまして、
いよいよ ビートルズ・ウォーキングツアー” のスタートです。
セント・ジョーンズ・ウッドの駅から、左手に閑静な高級住宅を眺めながら下って行くと、

やがて見えて来ました(ジィジもう感激で身震い警報発令〜〜!!)
ここが何処だか解りますか?
 ジャンジャジャァンーーー  かの有名な ABBEY ROAD の横断歩道です!
1969年8月・・・・。
レコードジャケットの撮影で、ジョン・リンゴ・ポール・ジョージの4人が渡った横断歩道です。
そして右上に見える白い塀の奥にあるのが 『 Abbey Road Studios 』

そうです。
ここが数々の名曲を生み出した 『 Abbey Road Studios 』 なのです。
感激の余り、ジィジは今にも Beatlesの曲 が聴こえてくるような錯覚に陥りました。

スタジオの中には、当然ながら入る事など出来ませんがジィジは一心不乱に写真撮影です。

その時、又もや運よく“騎馬隊”の行進が・・・・。 ジィジこれにも感激・感激。
要は何を見ても感激なんですがネ(笑)

スタジオ前駐車場の白い塀には、落書きがいっぱいでした。
ここを訪れたたくさんの観光客が、“記念”にと書いていくそうです。

神聖な聖地に何と云う事をするのか! と、思いつつジィジも書いてしまいました(謝・謝)
 “ I Love Beatles!! ”  2008.10.7  J.J ・・・・と、
 「まっこと、すみませんでした」 50年振り位の落書きです。 お許し下され。。。

そして、そしてです。  撮って来ましたぁーーー!

39年前と同じポーズで撮影しましたョ。
ジィジ・ちけぞう・カナイ・バァバの順で、あの横断歩道を渡って来ました(^^)
只々残念な事に、ジィジは緊張しすぎてポケットに両手を入れ忘れてしまいましたが(笑)

(※この時、ポール裸足が話題となりましたが・・実際には透明のビーチサンダルを履いています)

先程、ビートルズショップでGETした、
キーホルダーと同じ 「Abbey Road NW8 の道路標識を背に全員で記念撮影。

次に案内されたのがここ。  何処だと思います?
実はここ、ポール・マッカートニーのロンドン市内の自宅なんです。
通常のツアーでは絶対に案内される事などが無い、穴場中の穴場ですョ(@@)
たまたまメイドさんが掃除中だったので、
ここでも運良く門扉が開いていて、ポール宅の玄関先が垣間見えました。

若しかして家の中では、ポールがピアノなど弾いて作曲中だったりしてネ(^^)
ここでもしっかりと全員で記念撮影。

満足した一行は、再び tube で移動。
エスカレーターの手摺の洒落ていること。 何故か、上向きにライトが付いていました。

次に案内されたのが London Beatles Store。
店内に陳列されている、数多くのビートルズ・グッズにジィジの目は点。
ここでも奮発して、数点ほど“お宝”をGETしました!!(笑)

ここはポールリンダ・イースタン1969年に結婚した建物(日本で云うお役所です)

ジィジとバァバも2人に倣って記念撮影です(^^)

5番目に案内されたのがこの場所。  “ Marylebone (メリルボーン) STATION ”
 ジィジ  感動 ・ 感動 ・ 感動の嵐です!
何故かって?・・・・
それは1964年、ビートルズ最初の映画
 『 A Hard Day’s Night 』 の舞台となった駅だからなのです。

映画 『 A Hard Day’s Night 』
  
劇中この路地を走っていて、この辺でジョージが転倒したのですョ(^0^)
ちけぞうの後を追い駆けて、拓が楽しそうに走っていたのがとても印象的でした。

そして44年前とは大きく変わっていますが、この構内を彼等4人は走り回ったのです。

ジィジの脳裏に、当時の衝撃的な感動が蘇り・・とても感無量でした!
再び一行は tube で都心へと向かい、都心での最初の場所がここ。
今では名称が変ってしまいましたが、ジョンとヨーコが最初に出会った場所。

インディカ・ギャラリー と云う画廊です。
ジョンはここで初めてヨーコの前衛芸術に触れ、その存在を知る事になるのです。
この頃から“BEATLES・4人”の不協和音の兆しが、チラホラと見え隠れして来ます。

そして、いよいよ本日のメインエベントに辿り着きます。
ここが映画 『 Let It Be 』 で話題となった、元アップルスタジオのあったビルディング。

耳を澄ませば、ほらほら屋上から ♪ Get Back ♪  が聴こえて来ませんか?

   

      
突然のサプライズに、即刻演奏中止を申し入れに出動して来た、
右上写真の2人の警官(POLICEMAN)は、この警察署から出動して来たそうですョ。
でも実際は彼等も暫しの間、結構楽しんでいたようですがネ・・・・(笑)
普通なら見過ごすようなこんな穴場の案内も、こずえsan ならではの事かも知れませんネ。

少し歩いて到着したのがここ。 ファッションのメッカ Carnaby Street

右側を歩いているのが今日のガイドのこずえsan。赤い袋の中身は説明資料(写真etc)の山。
左側下の写真もカーナビーストリート。 この日は人通りが以外と少なかったようです。
そして右側写真の建物は、ポール&リンダ が初めて出会ったと云う 高級クラブ だそうです。

ここは何かのTV番組だったような薄い記憶なんですが、ジョン がドアマンに仮装して突然現れ、
道行くロンドンっ子を驚かせてくれた、男性専用有料トイレ(と思う・・?)の入り口。
ここでも当然のように、ちけぞうと一緒の記念撮影に収まったジィジです。

ツアー最後の目的地に向かう途中で目を引いた、大きな蝶々の看板。
看板の素材は、全てジーンズの生地を継ぎ足して製作してありました。
さすがにロンドンっ子。 やる事がユニークですネ(^^)

3時間に亘るウォーキングツアーも、いよいよここが最後です。
tube を乗り継いで、まっことよく歩きました(^^)
ここはポール著作権等を取り扱っている、ポール自身の会社「 mpl 」だそうです。
だから当然、社長はポールと云う事になる。 当ったりぃめぇか(笑)

これでこの日のツアーは無事に全て完了。
延べ3時間強。  ジィジ・大満足のウォーキングツアーでした・・^>^


ツアーの〆は、案内してくれた こずえsan へのお礼も込めて、うどんを食べに和食店へ。
こずえsan 推奨の EIYA 」 と云う和食店(※日本人の経営)でした。
でも、やはりロンドンで食べる日本食は高い!! 8人で〆て86£
ジィジの食べたかき揚げうどん”が、何と日本円にして1,500円ほどの金額(@@)


■最後にお約束どおり、この日、ジィジ達をガイドしてくれた方のご紹介を少々。
北海道某市出身の女性で、ロンドナーsan の友人の『 こずえsan 』と云う方。
ロンドン在住15年程になるビートルズ・ツアー」専門のツアーガイドさんです。

ビートルズ信奉者のジィジが、自信を持って太鼓判を推します!!
ロンドンビートルズのウォーキングツアー」 を楽しみたい方は、是非とも彼女へどうぞ。
 ( ※ http://www.pawcommunications.co.uk/


さて、この後は夕方6時からカナイ待望の アフタヌーンティー に出掛けます。


アフタヌーンティ
大満足のツアーが終わり、全員でひとまずホテルに戻って一休み。
PM6時(予約済)からの アフタヌーンティー に向かう為、正装してロビーに集合。
タクシーに分散して “ Browns Hotel (ブラウンズホテル) へと向かった。
ロンドナーsanの話によると、
このホテルはかの有名な作家・アガサクリスティーが、毎日のように通ったと云われている、
本格的アフタヌーンティーが楽しめる、格式高い高級ホテルだそうだ。
高級な所が大の苦手なジィジとしては、少々緊張するなぁ〜
ホテルに到着するやいなや、早々に窓際のゴージャスなソファーの席に案内される。
程なくしてボーイらしき人(でも、しっかりとスーツ姿だった)がオーダーを取りに来た。
どうやら「飲みたい紅茶の銘柄」を聞いているらしい。
普段はコーヒー党のジィジですョ。
紅茶の銘柄に疎い田舎者のジィジには、全くそんなの判る訳など無ぁい!
(※せいぜいリプトンくらいなら判るけどネ・・・・笑)
カナイは京都で紅茶の専門店で働いていたので・・・・そう云う時はカナイの出番だ。
で、ジィジは “ アール・グレー (EarlGrey) をオーダーしてもらった。
 そんでもって、これらがテーブルに並べられた


テーブルに出されたケーキ類は、どれを食べても美味しかったのですが・・・・。
高そうな食器ばかりだなぁ〜〜 拓が割ったりしなければいいなぁ〜〜
ジィジはそんな事ばかりを、フゥッと考えていましたョ(笑)
そしてジィジは紅茶の注がれたカップを置く時、音を立てない様に緊張のしまくりでした。
見た目には余裕をかましていたけど、そんなんで紅茶の味なんか判る筈など無く・・・・。
拓がグズったので抱きかかえて外へ出た時には、心なしかホッとしましたョ。
落ち着くために煙草も吸えたしネ(笑)
何事も経験ですが・・・・ 還暦を迎えて初体験。
結構、神経が疲れた2時間余りの 「 初・アフタヌーンティー でした。
やはりジィジには高級な所は似合わない。。。。
最後に ポール・マッカートニー にそっくりだったホテルの ドアマン に頼んで一緒に記念撮影。

彼の話を聞くと、この仕事を祖父⇒父⇒本人と何代にも亘って続けているそうです。


そんな話を聞き、しみじみ英国紳士の歴史を感じたひと時でもありました。


いよいよ明日は、この旅のもう一つの目的でもある 『 ストーン・ヘンジ 』 を見に行きます。