吹雪････吾亦紅

昨日から折角の３連休だと云うのに････
そんな時に限って、いつもは余り当らない天気予報が珍しく的中するものだ（笑）
土曜日の昼頃から、空の雲行きがどうも怪しくなって来たと思ったら、
太平洋沿岸は発達した低気圧の影響で、とうとう正午過ぎからパラパラと降り出した。
その降雪も夕方頃には猛吹雪へと豹変し、この冬一番の暴風雪に見舞われてしまった。

遂に、本格的な冬将軍の到来を感じさせる荒れ模様だ。
山から海に向かって吹き降ろす風なので、シャッターをバタバタと叩き、
いつの冬も同じなのだが、シャッターの前には大きな吹き溜まりが出来てしまう。
なので･･その吹き溜まりの雪を、凍りつく前にかいてしまわないと
大変な事になってしまう　（※凍った雪の重さでシャッターが開かなくなるのだ･･）　
降雪量は３０ｃｍ程も有っただろうか････。
風も少し収まり雪も小降りになった土曜の深夜、バァバと２人でせっせと雪かき。
小雨混じりの雪だったので、スコップがとても重たい。　まっこと老齢には堪える重さだョ（辛）
湿った雪のお陰で小１時間も掛かってしまった。
　まっこと疲れたぁー ･･･ 腰と腕が超・痛い！
あれ程荒れ狂った雪も今朝には殆んど収まってくれて、先ず先ずの空模様です。
そんな日曜日の今日は、昨夜の疲れも手伝ってか？
ジィジは１日中ストーブの前でゴロゴロ寝てばかり････笑

そう云えば････ 明日は成人式 か･･と、ふと思い出す。　晴れて良かったョ････。
思えば 「 平成生れ初めての成人式 」 なんだネ。
ジィジ達、戦後の昭和２２〜２４年生れは “ 団塊の世代 ” って呼ばれたけれど、
この若者達は 何の世代 って呼ばれるのだろうかネ？
『戦後の激動・混乱期にこの世に生を受け、大変だった復興期に幼少時代を過ごし、
　高度成長期に多感な青春時代をおくり、異常なバブル期にもそれなりに精一杯働き、
　それが崩壊と同時に熟年期を迎え････　やがてリタイアとなって第二の人生へ。』
そんな時代を何とか生き抜いて来たジィジ達“団塊の世代”の心に沁みる歌の話を少し･･。
云うなれば “ 団塊世代の鎮魂歌 ” なのかも知れませんがネ。
「すぎもとまさと」さんと云う団塊世代生まれ（昭和２４年）の歌手（作詞・作曲家でも有名）が
歌っています。　その歌は２〜３年前、北海道から火が点いてヒットしました。
暫しのお付き合いを････　知っていると思いますが「吾亦紅」と云う曲です。
（※吾亦紅･･ http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/waremokou.html）

　 ♪　マッチを擦れば　　おろしが吹いて
　　　　線香がやけに　　つき難い
　　　　さらさら揺れる　　吾亦紅
　　　　ふと　　あなたの　　吐息のようで････
　　　　盆の休みに　　帰れなかった
　　　　俺の杜撰さ　　嘆いているか
　　　　あなたに　　あなたに　　謝りたくて
　　　　仕事に名を借りた　　ご無沙汰
　　　　あなたに　　あなたに　　謝りたくて
　　　　山裾の秋　　ひとり逢いにきた
　　　　ただ　　あなたに　　謝りたくて　　

　　　　　　　　小さな町に　　嫁いで生きて
　　　　　　　　ここしか知らない　　人だった････
　　　　　　　　それでも母を　　生き切った
　　　　　　　　俺、あなたが　　羨ましいよ････
　　　　　　　　今はいとこが　　住んでる家に
　　　　　　　　昔みたいに　　灯りがともる
　　　　　　　　あなたは　　あなたは　　家族も遠く
　　　　　　　　気強く寂しさを　　堪えた
　　　　　　　　あなたの　　あなたの　　見せない疵が
　　　　　　　　身に沁みて行く　　やっと手が届く
　　　　　　　　ばか野郎と　　なじってくれよ　　

　　　　親のことなど　　気遣う暇に
　　　　後で恥じない　　自分を生きろ
　　　　あなたの　　あなたの　　形見の言葉
　　　　守れた試しさえ　　ないけど
　　　　あなたに　　あなたに　　威張ってみたい
　　　　来月で俺　　離婚するんだよ
　　　　そう、はじめて　　自分を生きる

　　　　　　　　あなたに　　あなたに　　見ていて欲しい
　　　　　　　　髪に白髪が　　混じり始めても
　　　　　　　　俺、死ぬまで　　あなたの子供････　　♪
　　　http://jp.youtube.com/watch?v=TbCH7ZvmipY
　我が家のバァバは 「 今更謝ってもらってもねぇ〜 」 なんて呆れていますが･･（笑）
　“ 吾亦紅（われもこう） ”　　今、ジィジが一番好んで歌う曲です。