とても深い100歳の詩人

今日、歯医者の帰りにETCを取り付ける為、立ち寄ったイエローハットで読んだ週刊誌に
こんな記事が掲載されていた。
それは
100歳の詩人 柴田トヨ さんの 『くじけないで』 と云う詩集の話。
その中に載っていた詩と云うのが
東日本大震災の被災地にエールを込めた・・・・ 希望の詩3編。
とても感動したので、その内の1編を紹介します。
(おそらく知っている人も多いとは思いますが・・・・)


  教わる

  母に縫い物を
  教わりました


  連れあいには 辛抱を  
  教わりました 
  倅は詩を書くことを
  教えてくれました


  みんな 私には
  役立ちました


  そして今
  人生の終わりに
  人間のやさしさを
  震災で教わったのです


  生きていて  よかった


ジィジ 勝手にですが・・・・
90歳から詩を書き始めたトヨさんが 「みんな 私には役立ちました」
云い切るところは 只々 圧巻!!
そして いろいろとあったであろう一世紀と云う長い年月を・・・・
最後の行で 「生きていて よかった」と云う言葉で結んだところが もの凄い!!
100歳と云う途轍もない年輪の重みが書き綴る、とても深い内容の詩だと感銘を受けました。


最近のジィジは 日々いろんな事に感動・感激の毎日です。これも歳の所為ですかねぇ〜 (笑)