一年最後の歳時記

今年も遂に年賀状を出す時期が到来した。
過ってジィジはいつも投函するのが遅い為、宛先には元旦に届いた事が無い。
なにせ年賀状が印刷されて来るのが、大体もって暮の27〜29日頃の大トリ。
ジィジは顔に似合わず年賀状に凝るので、その原稿が間に合わないのだ。
ジィジが永く付き合っている印刷屋さんも、まっこと実に手慣れたもので、
御用納の日まで、間に合わせて印刷して届けてくれるのだ(笑)
更にジィジは毛筆で1枚づつ宛名を書いていたので、より時間が掛かる。
酷い時には除夜の鐘を聞きながら・・歳が明けても、まだ年賀状を書いていた。
両親が生存中は自分の分(250枚程度)と両親の分(150枚程度)を合わせて
毎年、夜中に400枚程度を毛筆で書いていたものだ。
今思えば、結構馬力があったなぁ〜・・・・と、自分を褒めてやりたい(笑)


そんなジィジがパソコンを覚え、去年からはその力をフル活用している。
お陰で暮の作業(近年は苦痛だった)が、涙が出るほどとても楽になった。
まっこと便利な世の中になつたものだ。ある意味、感謝に耐えない。
住所や宛名まで間違わずに、まっこと綺麗に印刷してくれる優れ物だ。
今年も11月末には年賀状の印刷が完了し、直ちに印刷してしまい
喪中葉書の配達される様子を見ながら・・・・昨日(19日)郵便会社に出した。
これで今年も間違いなく、元旦に配達されるだろう!


風情を重視するジィジとしては、機械に頼る事が何となく寂しい気もするが
“瀬に腹は代えられない”ので、当分はパソコンのお世話になるのだろう。


これで今年も“一年最後の歳時記”が無事に終了した。